Date: Fri, 8 Jul 2016 13:27:20 +0900 (JST) From: SODA Noriyuki Subject: [netbsd,10447] PGP keysign party at NetBSD BOF To: netbsd at re.soum.co.jp ぎりぎりのお知らせになって申し訳ないのですが、 明日 7/9 土曜日の NetBSD BOF で、PGP の key sign party を開催したいと思います。 以前に key sign party に参加されている方も、鍵の有効期限が切れていたり、 鍵長が1024bitと短い場合があると思いますので、ご確認ください。 参加される方は、下記の準備をお願いします。 (2015年から複数の鍵IDも指定できるように文面を若干変更しています) a. BoF 当日の朝6時までに、下記の準備を行ってください。 1. まだ PGP 鍵をお持ちでない方は、自身の PGP 鍵ペアを作成して ください。 新たに作成される方には、Key type: RSA, Key size: 2048 以上で、 暗号化用と署名用に別々の鍵を利用されることをお勧めします。 pkgsrc/security/gnupg をインストールし、下記の手順に従うと 良いでしょう。 http://www.NetBSD.org/developers/pgp.html 鍵の expire 期限を設定される場合は、5年程度が適当だと思います。 (すなわち「Key is valid for? (0)」という質問に「5y」と答えます。) 作成にあたって、NetBSDを使う場合はメール末尾の注意もご確認ください。 2. 既に PGP 鍵をお持ちの方も、鍵の期限が切れてないか確認してください。 たとえば、以下のコマンドを実行して表示される expires: の日付が 過去のものであれば、期限切れです。 $ gpg --list-keys 自身の鍵ID 以下の表示例では、2008年3月16日に期限が切れています。 pub 2048R/15974EB9 2004-03-17 [expires: 2008-03-16] uid SODA Noriyukisub 2048R/C410EE55 2004-03-17 [expires: 2008-03-16] 期限切れの場合には、鍵を再発行するか、期限を延長してください。 以下は、鍵ID「soda@NetBSD.org」の期限を、gpg の expire コマンドを 使って 4 年延長する例です。1. の手順に従って鍵を作成した場合、 暗号化用と署名用で 2つの鍵があるので、「key 1」コマンドで副鍵を 指定し、expire コマンドを 2回利用していることにご注意ください。 $ gpg --edit-key soda@NetBSD.org Secret key is available. pub 2048R/15974EB9 created: 2004-03-17 expired: 2008-03-16 usage: SC trust: unknown validity: expired sub 2048R/C410EE55 created: 2004-03-17 expired: 2008-03-16 usage: E [ expired] (1). SODA Noriyuki Command> expire Changing expiration time for the primary key. Please specify how long the key should be valid. 0 = key does not expire = key expires in n days w = key expires in n weeks m = key expires in n months y = key expires in n years Key is valid for? (0) 4y Key expires at Sat Mar 31 05:51:24 2012 JST Is this correct? (y/N) y You need a passphrase to unlock the secret key for user: "SODA Noriyuki " 2048-bit RSA key, ID 15974EB9, created 2004-03-17 pub 2048R/15974EB9 created: 2004-03-17 expires: 2012-03-30 usage: SC trust: unknown validity: unknown sub 2048R/C410EE55 created: 2004-03-17 expired: 2008-03-16 usage: E [ unknown] (1). SODA Noriyuki Command> key 1 pub 2048R/15974EB9 created: 2004-03-17 expires: 2012-03-30 usage: SC trust: unknown validity: unknown sub* 2048R/C410EE55 created: 2004-03-17 expired: 2008-03-16 usage: E [ unknown] (1). SODA Noriyuki Command> expire Changing expiration time for a subkey. Please specify how long the key should be valid. 0 = key does not expire = key expires in n days w = key expires in n weeks m = key expires in n months y = key expires in n years Key is valid for? (0) 4y Key expires at Sat Mar 31 06:08:37 2012 JST Is this correct? (y/N) y You need a passphrase to unlock the secret key for user: "SODA Noriyuki " 2048-bit RSA key, ID 15974EB9, created 2004-03-17 pub 2048R/15974EB9 created: 2004-03-17 expires: 2012-03-30 usage: SC trust: unknown validity: unknown sub* 2048R/C410EE55 created: 2004-03-17 expires: 2012-03-30 usage: E [ unknown] (1). SODA Noriyuki Command> save 3. 作成された公開鍵を、 宛に メールで送付してください。BoF当日の朝6時必着です。 具体的には、下記のコマンドを実行します。 gpg --armor --export 自身の鍵ID | mail soda-keysign-2016@yuruyuru.net (NetBSD マシンからメールを出す設定をされてない方は、 コマンド「gpg --armor --export 自身の鍵ID」の出力を、 soda-keysign-2016@yuruyuru.net 宛へお送りください。) b. 当日、BOF 会場に、下記のものをご持参ください。 1. 写真付きの身分証明書、できれば2通 運転免許証とパスポートの組合せがベストですが、片方のみでも構いません。 2. 鉛筆あるいはボールペン 3. ご自身の PGP 鍵に関する、下記の値のメモ: Key ID, HEX fingerprint, Key size, Key type 例: GnuPG を利用している場合、 $ gpg --fingerprint 自身の鍵ID を実行すると、下記のような結果が得られる筈です。 pub 2048R/15974EB9 2004-03-17 [expires: 2012-03-30] Key fingerprint = 2340 92E5 398B 85BB C959 0A55 D558 BC2A 1597 4EB9 uid SODA Noriyuki sub 2048R/C410EE55 2004-03-17 [expires: 2012-03-30] この例では、 Key ID: 15974EB9 Hex Fingerprint: 2340 92E5 398B 85BB C959 0A55 D558 BC2A 1597 4EB9 Key Size: 2048 Key Type: RSA となります。 (なお、当日、コンピュータは不要です。) c. 当日、会場で下記の作業を行っていただくことになります。 1. 当日、私の方から、参加者の鍵の情報をリストにして印刷したものを お配りします。この印刷物に記載されている、ご自身の鍵に関する情報 が正しいかどうか確認していただきます。 (b3. はこのために必要となります。) 2. 参加者全員の鍵の情報が正しいかどうか、確認していただきます。 (b2. はこのために必要となります。) 3. 参加者全員が、身分証明書と同一人物かどうか、確認していただきます。 (b1. b2. はこのために必要となります。) -- 曽田 哲之
このため、鍵の生成は、以下のいずれかで行なうようにしてください。